個人にフォーカスしてくれる、
社風に惹かれて

私は、2020年4月に新卒で入社し、2024年3月まで、「なんぼや 銀座本店」の店長を務めていました。今は、天王寺あべの店の店長です。私がバリュエンスに惹かれた理由は、人事担当者の人柄や会社の雰囲気です。ものすごく自由で、自分自身を生きている印象を受けました。選考過程では、「一緒にキャリアを考えよう」というワークショップがあり、仕事だけではなくプライベートも含めたキャリア形成を一緒に考える姿勢に魅力を感じました。バリュエンスは、一人ひとりが希望や目標を持ち、それを尊重し合おうとする企業文化があると思い、入社を決めました。

お客さまからのダイレクトなフィードバックが
営業の醍醐味

バリューデザイナーとして買取業務を行う中で、お客さまからフィードバックをいただけることも、魅力の一つです。恐らく、通常の法人営業などと違い、ものすごくダイレクトにその場でフィードバックがもらえます。ですから、お客さまが自分の接遇に満足していただけたかどうかが、すぐにわかります。中でも、接客を通して認められた時や指名をいただいた時の喜びは格別です。「また、杉本さんに会いに来ました」というようなお客さまの言葉に、大きなやりがいを感じています。

 

バリューデザイナーとしてデビューしたての頃は、手が震えるほど緊張しました。それを乗り越え、接客を重ねるごとに、お客さまのニーズが理解できるようになり、マルチタスクで対応する能力も磨かれてきました。私がバリューデザイナーとして自信を持てるようになったのは、お客さまとの会話から自然とニーズを引き出せるようになった頃からです。

 

以前、ご家族の形見のリングをお持ちいただいたお客さまがいらっしゃいました。単なる業務として買い取るだけであれば、単純に金額説明をすれば十分です。でも、長い間大切に使われてきたお品物の美しさに気づき、「とても綺麗にご使用なさっていますね」とお声がけをしました。すると、とても喜んでいただけたことを、今でも覚えています。お客さまのお気持ちやお品物の背景にあるストーリーを汲み取って、気持ちよく手放していただくことは、買取業務の醍醐味だと思います。

 

長年大切に使われてきたバッグや財布など、捨てられるはずだったものが、次のお客さまにつながり、社会に還元されていく。その循環の中に介在するこの仕事は、地球にも優しい、素敵な仕事だと思っています。

敢えて厳しい道を選んで
成長し続ける

なんぼや銀座本店の店長をしていた時は、悩みながらマネジメント業務にも取り組んでいました。銀座本店は、なんぼやの中でも重要な位置づけにあり、各方面から注目されていますし、業績という点でもかなりシビアに見られます。会社としても、新卒入社3年目を配属することは初めてだったそうで、大抜擢だと言っていただきました。

 

その分プレッシャーもありますが、喫緊の課題は、チームとしてのパフォーマンスをどう上げていくかだと感じていました。お客さまの来店数も非常に多い店舗なので、私もマネジメントに専念できるわけではありません。そのため、メンバー一人ひとりが自分で考えて、チームのために能動的に動く必要があると感じました。チームとしてのスキル向上をもっと加速していくためにマネジメントの面での勉強をもっとしていきたいと感じています。

 

人生においても、楽な道を選ぶのか、厳しい道を選ぶのか・・・やっぱり自分が成長したいのならば厳しい道を選んだ方がいいと思っています。これまでも、自分自身で厳しい道を選んできた自負があります。逃げたくなる厳しい局面で、できない理由を考えそうになったとしても、「やっぱりやります!」と言って、挑戦し続けてきたからこそ、今の自分があると思っています。

 

バリュエンスは自分自身と真剣に向き合い、自身の人生がどうありたいかにフォーカスする文化があるので、成長を望む人にとっては理想的な場所だと思っています。

 

※本記事は、インタビュー時点の内容です。

バリューデザイナー

SUGIMOTO
MIRAI

2020年4月にバリュエンスへ新卒入社。「なんぼや 銀座本店」店長を経て、「なんぼや」天王寺あべの店の店長を務める。店長としてメンバーの育成や店舗の数値管理、備品管理に携わる。