強みである接客を通じて、
一つずつ目の前の課題をクリアする
私は、2022年に中途入社し、現在は「なんぼや」北千住マルイ店の店長を務めています。バリュエンスとの出会いは、エージェントの紹介でした。初めて聞く企業名だったため、当初はあまり関心がありませんでしたが、「絶対にチェックすべき」という強い推薦を受けて興味を持ちました。話を聞くと、若くダイナミックな企業であり、海外での活躍の場もあることが分かりました。私の強みである“接客”を通じて、成長できる環境だと感じ、入社を決めました。
バリューデザイナーとしてのデビュー当初は、ブランドや貴金属に関する知識が足りておらず、大きな不安を感じていました。先輩の対応を見て学ぶことはできましたが、接客ブースに入ってお客さまとお話をすることが正直、怖かったです。それでも、私の当初からの目標は「店長」になることだったので、目の前の課題を一つずつクリアし、徐々に自信をつけることができました。
経験を重ねた今、大事なことはお客さまとの信頼関係づくりだと感じています。信頼関係づくりには、話すタイミングなど、波長が合うかどうかも大切です。それを教えてくれたのは、入社当時のエリアマネージャーでした。「対話の際の“間(ま)”を使いこなせば、トップのバリューデザイナーになれる」というアドバイスを受けました。お客さまのお話ししやすいタイミングはそれぞれ違うので、テンポよく話したり、考えている時間を邪魔しないようにお待ちしたり、お客さまに合わせて工夫するようにしています。このように、先輩方から多くを学び、目標に向けて一歩ずつ努力を重ね、当初からの目標だった店長になることができました。
お客さまのために、
何ができるかを考え尽くす
ただ、順風満帆に店長になれたわけではありません。ある時期、接客のスランプに陥り、成約率が大幅に下がってしまったことがあります。その時も先輩から「最近、笑顔がなくなったよね」と指摘を受けました。振り返ると、真剣になり過ぎて笑顔が足りていなかったことに気づきました。この経験から、お客さまに心地よいサービスを提供するために、「お客さまが体験する空間の全てをデザインする」ということを意識するようになりました。
この考え方は、私の前職であるホテルでの経験が活かされています。お客さまが、店舗に足を踏み入れた瞬間から退店されるまで、体験いただく全てのプロセスを熟考し、心地よい空間をデザインしていくことが大切だと考えています。お客さまにとって価値ある時間にするために、私だからこそできることを意識しながらサービス提供しています。
例えば、お客さまが座る席に自分が座ってみることから始めます。お客さまの視線の先に何が置かれているか、必要なものが手に取りやすい位置や目に入りやすい位置にあるかなど、視覚的にも体感的にも魅力的で心地よいかどうかを考えるようにしています。
支えてくれる環境で働けることに、
大きな誇りを感じる
入社1年で店長代理となり、初めてチームを持つ立場になりました。これが私にとって、人を率いる初めての経験でした。チームメンバーが自身の成長を目指し、積極的に自らのキャリアを築いていけるようにしたいと考え、明確な目標設定や効果的な成長支援の方法を日々試行錯誤しています。
バリュエンスは、個性や積極性を尊重する文化があります。どんな時でも率直に自分の意見を発信することができますし、気軽に相談したり、アドバイスをくれる先輩や同僚が大勢います。このようなサポートがある環境で働けることは、私にとって大きな誇りです。
そして、自分次第で、成長できる会社です。自分自身がどうありたいかを描き、目標に向かって前向きに努力すれば、その夢は実現可能です。強みを活かして成長したい人にはぴったりの会社だと思います。
※本記事は、インタビュー時点の内容です。
バリューデザイナー
INADA
ERIKA
新卒でホテル業界へ就職。さまざまな部署でお客さまへのサービス提供に携わり、2023年にバリュエンスホールディングスへ中途入社。現在は「なんぼや」北千住マルイ店の店長を務める。