自分の成果が評価される
会社に入社したい。

私は入社9年目を迎えました。現在は経営企画部 経営企画課のカテゴリースペシャリストとしてバリュエンスグループの経営企画を担当していますが、入社してから約6年間は、東京でバリューデザイナーをしていました。入社の決め手は、自分の成果がきちんと評価される会社だと感じたからです。

 

入社当時、まずは営業部でバリューデザイナーとして働き、なんぼや 秋葉原店の店長へと、比較的順調にステップアップすることができたと思います。現場では、お客さまにどう信頼していただき、ご納得いただくか、そのためにお客さまとどう対話するかを重視して接客していました。その結果、度胸と説得力が身についたように思います。

成果が上がらず、折れた心。
開き直って正直な接客へ。

最初のターニングポイントになったのは、なんぼや 上野店 店長への配属です。上野は宝石の卸問屋や時計店などが多く、取引が盛んな地域です。こうした場所には、売却に関心を持つ人々や商品に精通したお客さまが集まります。一般のお客さまではなくて、いわゆる業者の方が売りに来ることもあるようなお店です。つまりは、お買取の難易度が非常に高いエリアにあります。

 

当時の自分は、そうしたお客さまに「なめられてはいけない」というスタンスで接客していました。私よりも圧倒的に知識と経験が豊富な方がお客さまとしてご来店されるので、実際には、いくら私が背伸びしたところで、見透かされてしまっていました。結果、会社から与えられる目標は達成できない状況が続きました。

ついに心が折れて「数字なんてもう関係ない。正直に接客しよう。分からないことは分からないと認める。素敵だと思ったら素敵だと言う。自分の感じたままを表現する」と決意し、接客スタイルを思い切って変えました。その結果、なんと成績が上昇したのです。自分も無理していないので楽しく、お客さまも何度もリピートしてくれるようになりました。確か、この時期、なんぼやでの接客件数ナンバー1の記録を持っているのは、僕だったはずです(笑)。それぐらいお客さまに来ていただいて、ものすごく大変でしたが、買取や成績を仕事の目的にせず、お客さまに「このお店、楽しいな」と思ってもらえることを目的にしたことで、結果がついてきました。

 

余談ですが、僕があまりにも忙しそうだからと、「いいよいいよ。店長は接客してて。僕が来たお客さまに待ち時間を案内しとくからさ」と、お客さまが手伝ってくださったこともありました(笑)。

一人の人間としての成長に
期待をかけてくれる会社

人によってはハマる人もいれば、そうでない人もいるかもしれませんが、バリュエンスは今の自分の好きなことを仕事にできる会社です。これは、好きな仕事ができるということではなくて、自分の目標やスタンスの持ち方次第で、自分が夢中になれる働き方ができる、ということです。

 

自分が得意なこと、不得意なこと、好きなこと、好きじゃないこと・・・そういったことに正直に向き合える。数値的な目標も当然ありますが、とにかく数字を出せ、と急かされるようなことはありません。それよりも、一人の人間としての成長に期待をかけてくれる会社です。成長のために必要な支援も得られます。ただ待っているのではダメで、自身の仕事にどう向き合うか、どう成長していこうとするか、自分なりにどう設計するか、全て自分にかかっています。目標の持ち方が一つじゃないし、与えられるものでもないのです。

 

さらに、自分の成長が会社の成長にも影響を与えることを実感することもできます。その点が、プレッシャーという意味のドキドキでもあり、やりがいという意味のドキドキでもあり、楽しいっていう意味のドキドキでもある。 そんな経験ができる会社がバリュエンスだと思っています。

 

※本記事は、インタビュー時点の内容です。

コーポレートストラテジー本部
経営企画部
経営企画課
カテゴリースペシャリスト

KATO
KOICHI

2014年にバリューデザイナーとして入社後、秋葉原店、上野店の店長を経て営業部課長を務めた後、現在は経営企画課で経営課題解決のための企画・管理に携わる。