嵜本社長の、
キャリアとチャレンジに惹かれて

私は入社してからの6年間、店頭でバリューデザイナーをしていました。現在はALLU事業の統括を担当しており、販売本部の副本部長とEC事業部の部門長を兼務して、横断的にALLUブランドを見ています。

 

バリュエンスに入った理由は、嵜本社長への興味です。

22歳の頃、学生の時からやっていたサッカーを諦め、カラオケ業界でエリアマネージャーをやっていました。このまま将来続けてもこれ以上の成長はないと感じており、今後のキャリアをどうするか悩んでいました。好きなことや、やりたいことってなんだろうと考えると、やはりサッカーが真ん中にあり、とはいえ、サッカーじゃご飯を食べていけないし、と自問自答していた頃、たまたま嵜本社長のことを知りました。

嵜本社長がプロのサッカー選手だったにも関わらず潔くやめて転身したこと、その意思決定のプロセスに強く興味を持ちました。さらに新しいチャレンジをされていることを知り、この会社であれば自分自身の答えが見つかるんじゃないか、と思って面接を受け入社しました。

 

当時は今みたいな研修もなく。入社した翌日から、先輩社員の横に座って出張買取に行きました。接客中は、いかにお客さまに不信感を抱かせずにコミュニケーションをするか、ということを意識していました。買取というのは、国家資格のような資格ではありません。買取のプロフェッショナルであるかどうかは、お客さまに信用していただけるかどうか、それだけです。全て自分次第で、結果は後からついてくる、というところが面白いと思いました。

ターニングポイントは、
入社3ヶ月で接客コンテスト準優勝したこと

もともと接客業をしていたこともあり、お客さまとコミュニケーションすることは全く苦ではありませんでした。苦労したことといえば、自身がブランド品などに興味がなかったので、お客さまのニーズや疑問に対して商品知識を追いつかせることでしょうか。

 

そんな中、ターニングポイントになったのが接客コンテストでした。入社半年で参加し、決勝にまで勝ち進むことができました。当時は、大阪に本社を置いていたので、なかなか大阪のメンバーに顔と名前を知ってもらうきっかけがなかったのですが、決勝まで出たことで、名前と顔を売ることができました。予選は1位で通過したのですが、決勝では負けてしまって準優勝でした。このことは未だにいじられます(笑)。ただ、そこで優勝までいかなかったことも、ある意味、今のキャリアに繋がってるように感じています。

 

入社から1年が経ったころ、今後の自分のキャリアとして、バリューデザイナーのトップを目指そうと考え、そのためにまずなんぼや 銀座本店の店長を目標に据えました。そんなときに店長制度ができ、私の目標を知っていた上司から「なんぼや 銀座本店にいくためのステップとして、まずはなんぼや 渋谷店で過去最高の成果を出してみろ」と言われ、店長に昇進しました。

店長になったことで、今までよりも裁量が増え、視野が広がりました。過去最高の成果を出すために、色々なことに実験的に取り組みました。例えば、他店店長へのヒアリングや情報交換、自分がいないときの店舗運営方法の可視化・仕組化の検討など。他の人と何かしらの差異を出すことを常に意識し、自店ではどんな施策や仕組みがフィットするのか、試行錯誤を繰り返しました。その結果、自店で効率よく成果を出すことができ、評価され、目標だったなんぼや 銀座本店の店長になることができました。

ビジネスで必要なスキルのすべてが、
バリューデザイナーの仕事に詰まっている

今は店舗で働くバリューデザイナーではありませんが、販売部門のALLU事業の推進も、以前携わっていたファンクリエイト事業部での新しいスポーツビジネスの立ち上げも、根本の考え方は全てバリューデザイナーでの経験に基づいています。

企画提案やビジネス開発、コンサルティング業務も、まず大前提にお客さまがいらして、そこにはどんなニーズがあって、どういう成果を求めるか、そのためにどのような提案をしていくか、という一連の流れがある点は共通です。この基本の流れは、バリューデザイナーとしてお客さまと向き合う15~30分の中に凝縮されています。その経験をひたすらやり続けることで、ビジネスパーソンとして必要なスキルのほとんどを習得することができます。だからこそ、バリューデザイナーがバリュエンスの中で一番重要な根幹をなす職種であり、輝ける場所だと思っています。

 

また、バリュエンスは成長スピードが速く、変化の頻度も高い会社です。嵜本社長自身が、変化への前向きな対応や、自ら変化を生み出す姿勢を求めていることも大きな特徴でしょう。その中で、年齢や役職、経験に関係なく、自身の意見を伝えることができる環境があります。自身の成長や、市場価値を高めていこうとする意識が高く、主体的に考え動いていける人にとっては、ものすごくポジティブな環境です。

 

※本記事は、インタビュー時点の内容です。

ALLU事業統括
販売本部副本部長
EC事業部長

YAMAMOTO
SHOTA

2014年にバリューデザイナーとして入社後、営業部長まで広く買取事業を経験、その後スポーツ事業の新規立ち上げを経て、現在は販売本部副本部長、EC事業部長を兼務。ALLUブランドを横断的に統括。