スタートは、スキルを活かした、
広告クリエイティブの制作から

私は現在、新卒入社5年目で、海外事業室に所属しています。これまではシンガポールに赴任していましたが、現在はアメリカの事業拡大支援のため長期出張しています。

 

入社当時、新入社員研修の一つに「自分プレゼン」というものがありました。役員向けに自分のありたい姿を発表する研修です。私は大学で学んだことを生かしたかったので、EC販売の事業に携わりたいという思いが強く、そのプレゼンの場でもEC販売への思いを発表しました。ただ、当時はEC販売の事業部で枠がなく、それでも私のスキルを活かせるようにと、デジタルマーケティング部クリエイティブ課に配属されました。他の同期は買取が初めての仕事だったのに対し、私はデジタル広告のバナー作成等の業務が最初の仕事となりました。

ありたい姿に、
一貫して挑み続ける

デジタル広告の制作に携わる中で、「もっとバリュエンスの本業である買取事業について理解を深めたい。自分も店舗に立ちたい」という思いが強くなり、営業部へ異動させていただくことになりました。いざ現場に入ると先輩方のパフォーマンスに圧倒され、自信を失い、苦しい日々が続きました。お客さまからの叱責を受け、一人で対処できない自分の不甲斐なさにバックヤードで涙したこともありました。それでも、「この状況を乗り越えなければ、どんな場所でも通用しない。絶対に結果を出してやる!」という思いで乗り越えました。

 

次に目標にしたのが、なんぼや 銀座本店の店長でした。それを実現するために、まずは今の自分の業績を上げようと、自ら積極的に周囲へアドバイスをもらいに行きました。成績の良い年下の後輩社員にもアドバイスをもらいに行き、自分の成長のために、学習と実践を重ねました。その結果、徐々に実績を上げることができるようになりました。

当時のエリアマネージャーからも「時間がかかったね」と言われましたが、目標を実現することができました。酸いも甘いも詰まったこの場所で、ブレずに自身のありたい姿を明確に持ち、一貫して挑み続けた経験は、今の私の糧になっています。

通常では経験できない
大役を、任せてもらえる

こうした日本での実績が評価され、海外赴任の切符を手に入れました。バリュエンスは今、海外展開を積極的に進めており、その中でシンガポールとフィリピンを任せてもらえたことは、責任重大ではありますが、非常にやりがいを感じています。さらに今回、アメリカ拠点の事業拡大も任せていただくことになりました。私は今28歳ですが、通常の28歳では経験できないようなことをさせてもらっていると思います。嵜本社長をはじめ、役員、 社外取締役から仕事について直接ご助言いただく機会も多く、こうした方々から自分の年齢やポジションで直接ご指導をいただけるというのは、当社だからこそ、ではないでしょうか。

 

私のベースにあるのは、「ここで生き残ることができれば、どこに行っても生き残れる」と思って無我夢中で頑張った買取の現場での経験です。そして今、海外展開推進の一端を担わせていただき、この環境でどれだけやれるのか、自分の人生を自分の手で切り拓いている感覚にワクワクしています。

 

※本記事は、インタビュー時点の内容です。

ALLU海外事業部

HINO
TAKUYA

2019年新卒入社後、営業部から海外事業部へ異動。シンガポールで買取部門責任者を務め、バリューデザイナーのマネジメントや真贋確認業務を担当しながら、パートナー企業や海外法人のバリューデザイナーも指導。2024年にアメリカへ赴任し、事業拡大に携わる。