「前例なんて必要ない」、
この言葉に背中を押された

私は今、新卒入社2年目で、バリューデザイナーとして勤務しています。同時にデュアルキャリアでシンガーソングライターとしても活動中です。私が、シンガーソングライターの夢を叶えられたのは、バリュエンスでの出会いがきっかけでした。

実は、就職活動をする前から音楽活動はしていましたが、そのことを面接で伝えたことは一度もありませんでした。音楽活動は辞める前提で就職活動をしていたからです。自分にとって大切なことをもうすぐ辞めなくてはいけない、そんなモヤモヤした想いを抱いている時期に、当時のミッション「らしく、生きる」という言葉がすごく響いたのを覚えています。

 

人事の小田桐さんと話したときに「歌をやめる必要はないんじゃない?」と言われました。常識的にその選択はありえないんじゃないかと思い込んでいたところへ、小田桐さんから「常識ってなに?前例なんて、なくてよくない?」と。その言葉に背中を押され、やってみようと決意することができました。それ以来私は、バリューデザイナーとシンガーソングライターのデュアルキャリアで活動しています。

同期の絆と先輩からの学びが生んだ
バリューデザイナーとしてのプライド

入社後半年間の研修を終え、現場での業務にも慣れてきた頃、自分はこの仕事をやっていけるのかと悩んでいました。お客さまの信頼を獲得できず、お買取りさせてもらえないままお帰りになられてしまったり、お叱りをいただくようなこともあり、自分の知識や応対力のなさに自信を失いかけていました。そのことを素直に同期のメンバーに相談してみると、同じように悩んでいたことを知りました。バックヤードでTeams(コミュニケーションツール)を繋いで、みんなで大号泣しながら心の内にある葛藤を吐き出し合ったことで、同期の絆を深めることができました。今も同期は大きな心の支えになっています。

そこからは、それまで以上に先輩から学ぶよう努めました。先輩の言い回しをもとにロールプレイングを重ね、それを現場でも実践し続けました。お客さまが不安に思っていることを一つひとつクリアにし、徐々に心を開いてもらえるようになりました。そうすると、自然とお客さまからご指名もいただけるようになってきたのです。

 

この壁を突破したことで得た私のこだわりは、“お客さまに、絶対に信頼して帰ってもらうこと”です。なんぼやと、バリューデザイナーを信頼してもらうこと、そのためにお客さまの不安に寄り添うことを心掛けています。ただ、お客さまが不安に思っていることを探ることはとても難しく、時に探ること自体が不信感を与えてしまうこともあります。それでも、丁寧にお客さまのお声に耳を傾け、不安を一つひとつ解消していくことで、最後には信頼し切ってもらう、それが私のバリューデザイナーとしてのプライドです。

お金のためだけではなく、
大切なことにフォーカスして生きるために働く

働く時間は人生の大半を占めています。そんな働く時間の中で、自分の好きなことを見つけて、究めていける人がたくさんいるのがバリュエンスです。この会社には、自分の、そして人の大切なことにフォーカスして生きる人がたくさんいます。きっと一人は「この人に憧れる」という人に出会えるのではないかと思います。私は小田桐さんとの出会いが、シンガーソングライターを諦めないきっかけになりました。自分も何かやってみよう、好きなことをそれ以上のものにしようと思い、動きだすきっかけや出会いがたくさん転がっています。

 

バリューデザイナーとは、ただ物を買い取るだけではなく、お客さまも気づいていない潜在的な悩みに気づき、そこに寄り添った提案をするお仕事です。バリュエンスは「お金を稼ぐためだけに働く」という人には合わないかもしれません。もっと挑戦していきたいとか、自分のやりたいこと、得意なことをどんどん伸ばしていきたいとか、そういうことを何より大切に考える人たちにとっては、ワクワクするいい会社だと思います。

 

※本記事は、インタビュー時点の内容です。

バリューデザイナー

YUMI
KUBO

2022年バリューデザイナーとして新卒入社。デュアルキャリア制度で、シンガーソングライターとしても活動を続け、2023年3月にレーベルから初リリース。デュアルライフを推奨するバリュエンスにおいて大切なことにフォーカスする生き方を体現。